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1998年 / 1999年 / 2000年 / 2001年 / 2002年

のこぎりと私 at Coke Step Hall on 1998/4/11 (Sat.)



出演


感想

18:15くらいにいったんですが、結構人が入ってました。 結局、満席で立見も出るくらい。 正直意外でした。

まずは会長さんの演奏でスタート。 最初は「お化け」の音。ひゅーどろどろっていうあれです。 で、淡谷のり子さんにアヴェマリア。 テープをバックになんだけど、テープのノイズ音がちょっと目立つ。 演奏は上手だけど、ちょっと合わないかな。

人がかわって、「はじめてのチュー」。 さらにかわって、「森のくまさん」と続きます。 「森のくまさん」はちょっと下手だったかな。

この後もいろいろと演奏が続くわけですが、 このへんは演奏もいまいち乗れなかったし、 曲と曲の間の待ちの時間に退屈させないようにか 何か芸をやってるんですが、これがどうにもつまらなくって、 ちょっとね、このへんはいやになってました。

チチ松村さんの登場。 "私は7年くらいやってますが、下手なので歌を歌います。" というわけでウクレレの弾き語りとギターの弾き語りとで3曲だったかな。 安心して聞けるのがうれしいという情けない状態でした。 横にいた女の子は寝息立てて眠ってましたが。

何か妙な楽器の演奏とのこぎりの演奏。 テルミンという楽器だそうですが、さわりもせずに音を変えていました。 どうも左手でたたいて金属の棒を振動させて、 右手の位置を変化させて共鳴周波数を変化させて音を変えてるようですが、 推測なので定かではないです。 形は演台に縦に棒が一本と横にU字型の棒が出てる形です。 これがのこぎりと結構合うんですね。 テルミン自体の音は深みのあるストリングス系の音かな。 チチ松村さんも入って「恋のバカンス」。 このへんいいですねぇ。やっと来てよかったと思えました。

最後にずらっと並んで関西のこぎりオーケストラの演奏。 「恋は水色」「パッヘルベルのカノン」など。 音が多いせいか、聞きやすい。 アンコールに1曲やっておしまい。

最初はどうなるかと思いましたが、まあそれなりに楽しめました。 でも、個人的にはテルミンが一番の収穫かな。 のこぎり自体は音がほとんどずっと揺れてるせいもあって、 既存の曲を演奏するのにはちょっと向いてないのかも。 他にしっかりした音があって、 そのアクセントとしてって感じならいいかもしれないけど。 のこぎり用に曲を作らないとだめなのかなぁ。 数が多いとカバーできるんだけど。 あの音も悪くないけど、くせが強すぎるかな。 テルミンと合わせたときはいい感じで聞けましたが。


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