服部祐民子さんのソロライブだと思ってチケットを買ったら、 区麗情さんとのジョイントライブ。 区麗情さんは聴いたことはなかったものの、 前から気になってたからうれしいけれど、 服部さんをソロでたっぷり聴きたいしと複雑な気持ち。
発売直後は金欠のせいもあって、 特典目当てで、買ってなかった「アドバルーン」を買う。 なにもつかないのか、それでもいいかと思ってたら、 サインを今書いてるから終わったら渡すので言ってくれとのこと。 帰りは混むだろうからと思って先に買ったのに。
区麗情さんが先。 ギターとベースのサポートが入った、アコースティックな編成で。
一曲目は静かな曲。 高くもなく、低いわけでもないけれど、 さすように通る声。 といってもいたいような声ではなく、鈍い優しさがあるといった感じか。 わけわからん表現だな。
2曲目は1曲目とは一転してポップな曲。 手拍子来るなと思ってたら、意外と来ない。 区麗情さんに方から振りが来てようやく。 そのあとはそういう感じはなかったけれど。
新曲と言ってた曲の2曲目は典型的なカントリーロック(でいいと思うが)。
前半はもう少し物足りなかったけれど、 カバー曲をやったあたりかないい感じに。 メンバー紹介の前の曲からは文句なし。 この辺から伸びのあるボーカルが楽しめる曲調に。
ジョイントの1組目ということからかアンコールはなかったけれど、 いいライブでした。
セッティングを見ていると、ドラムがある。 服部さんのライブは3回目だけど、ドラムがあるのは初めて。 どうなるのかなかなか楽しみ。 ちょっと不安だけどね。
1曲目はギターのみのサポート。 ここからすでに全開といった感じ。
2曲目の「山手線」からはドラムも参入。 それほどうるさくはなく、いい感じで入ってるんで気持ちがいい。
3曲目「キュークツ」でようやく服部さんがギターを持ちます。 それが終わってから、4曲目「アドバルーン」へ向けて、 この曲について。 M.C.というよりも講演といった感じの内容。
で、「アドバルーン」だけど、すごくいい出来。 それ以外の言葉はでてこない。 演奏も、歌も、迫力があって最高。
「空白の日々」もいい出来やなぁ。 これもなんとも言いようがない。
最後の曲が終わって、服部さんたちが退場すると、 かんぱついれずにアンコールが。 それはもう当然のように、 というか、あの内容なら当然。
アンコールは「Gray Sky」。 聴けないものと覚悟してただけにうれしい。 聴けてむっちゃうれしいんやけど、 それと一緒に曲の持つパワーで涙も出そうに。 ラストの曲「River」も同様。
予想を遥かに上回る出来でした。 CDで聴く服部さんもいいけれど、 それよりもけた違いにいいライブ。 感動もののライブでした。 一生ものといっても過言ではない。