CDも聞いたし、 zabadakのライブでも聞いたけど、 なぜかライブが想像できないのが柚楽弥衣さん。 この日はアカペラという事もあって全然想像つきません。
PROGETTOは渋谷の本屋さん。 サブカル系の本や小物がそろえてあるといったところかな。 ビレッジバンガードと似てます。 7時で本屋としての店は閉めて、 店のなかの一部を片付けて歌う場所とみる場所を作成。
観客は基本的にゴザの上に座るんですが、 想定以上の客の入りで、立ち客も多数。 ゴザの後ろのスペースを改めて作りなおす場面も。 50か60人くらい入ったのかな。
ライブの前にお茶のサービス。 柚楽さんが中国公演の時に買ってきたお茶だとか。 ちょっと匂いが独特でしたが、 さっぱりとしたおいしいお茶でした。
ライブはアカペラでマイクも何もなし。 本当に生の歌をじっくりと聞いてもらおうといったライブ。 完全に入り込んで歌う曲たち。 内面からわきいでるものに、 突き動かされるままにといったところでしょうか。
ちょっと声掠れ気味かなといったところもありましたが、 あれだけの時間声を出してたら仕方ないかなとも。 とは言いつつも、 のびがあるきれいな声は予想以上の良さ。 曲自体は聖歌などを中心にということでいいのかな。 このへんは良くわかりません。
しかし、引き込まれる。 目がはなせないというか。 圧倒的な存在感でした。 曲にしてもパフォーマンスにしても次に何があるのか っていう緊張感が。 フッとした間とすっと入ってくる歌だからなおさら。
あれだけのパフォーマンスをやるからには 気持ちの作り方が難しいだろうにとか思ってたら、 M.C.からすっと入ってくるんだよな。 あれが非常に驚きでした。
ラストは「アヴェマリア」を。 わたしの中ではSUS4の歌ったときの 印象が強いのですが、 それとは全く違った歌い方でした。 これもいい感じで。
SUS4と共演なんかしてもらえるとおもしろいかな。
本当にいい「アティーク」(曲のこと。弥衣さんの造語)で楽しませてもらいました。