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1998年 / 1999年 / 2000年 / 2001年 / 2002年

Progressive Jazz Rock Night Vol.3 at 京都 RAG on 2001/6/2 (Sat.)



出演


感想

KBB

壺井さん率いるプログレッシブロックバンド KBBの関西公演。

まずは壺井さん一人での バイオリンソロプレイからスタート。 いつ聴いても素晴らしい演奏です。

一段落ついたころに他のメンバーも登場し、 いよいよKBBの演奏へ。 ここからは怒涛のようなプログレの世界へ。

キーボードがちょっと弱めだったかなぁ。 けど、それをどうこう言う以上に素晴らしい演奏です。 美しいメロディとそれを引き立てる演奏の数々。 酔いしれて聴いております。

丸坊主と気合いの入ったグレゴリー鈴木さんが 途中で持ち出したのは「ホース」!! もうおわかりでしょう、ホースをぐるぐる回してヒュンヒュンヒュンヒュンと。 目一杯回さないと音がしないようで、 あちらこちらにぶつけながら、休み休み鳴らしつつ、「絡んでよ」。 それからは壺井さんのバイオリンと二人でしばしのセッション(?)。 ところで、これの終頃に壺井さんが弾こうとしてたメロディって…。

それからもグレゴリー鈴木さんの 一暴れがあったりもして、今日は大活躍(?)。

最初っから終りまで、気合いの入った素晴らしい演奏でした。 一時間半以上かな、かなり長めの時間演奏していたと思いますが、 それを感じさせない、いいライブでした。

Sin North

こちらは地元関西のプログレバンド。

がいかにもプログレッシブロックという演奏をしたのに対して、 Sin Northの前半はどちらかというとジャズロックといった感じ。 これはこれで十分に楽しめるものだけど、 プログレ的なもの(というか、KBBライクな音楽)を 勝手に想像してたところへはちょっと期待はずれか。 でも、いいからいいか。 中盤ではボーカル曲も。

後半の方になるとプログレっぽく(って、いっていいのかな)らしくなってきました。 お、っと思ってたらおしまいでしたが。

アンコールでは時間がないということで2曲をダイジェストで(?)。 といっても、もともと一曲が長いんですから、 そんなに短くないんですが。

ライブ自体はどちらも素晴らしく、いいイベントでしたが、 終ったのが11時すぎ。これは辛い。 私だと終電にちょうど間に合うかどうか。 きていた友人に用があったこともあって、結局京都で夜を明かすことになりました。

こういう遅い時間に終るライブっていうのは良くあるけど、 2組でその時間ってイベントとして辛過ぎるよ。 スタートは19:30だし。 たっぷり聴けることは悪いことじゃないけど (とくに好きな音楽だった時には)、 終りが遅いと時間が気になって楽しめないんだから。 出演バンドが多いとか、はじまりが遅いとかなら、 ある程度の予想/覚悟はできるんだけど、今回はなぁ…。 時間だってわかっててもアンコール前に人がどさっと出ていくのって 気持ちのいいものじゃないでしょ。 ちょっとだけ遠い人も少なくないことを イベンターの人には考慮して欲しいな。


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