前座ということになるんだろうか。 事前には聞いてなかったんですが、本日のライブの一番手。
ハスキーなボーカルに、ちょっとしぶめのなかなかいい曲と思ったけど、 全体的にはまだまだ。 ボーカル&ギター*2という構成でしたが、 ギターの一人がライブをぶち壊しにしている感じ。 ソロになるとリズムが変わって、流れを止めてるような状態。 なんだかなぁ。
まだまだこれからかなぁ。 演奏の方がこなれてくるのが先。 そうなってくるとずいぶん面白そうだが、現状ではね。
「陽」
本日は日内有さん一人で。 「ピアノがあると分かってたら岸正子も一緒に」 と。
しっとりと、しっかりと。 楽しませていただきました。
「闇獣」
久々の井上卓さん。
客層がそんなにコアじゃなさそうと判断したのか、 井上卓さんにしては大人しい感じの展開。 やっぱり、多少は遠慮してるんだろうな。
とはいえ、机の上にあがって歌ったりとか、 それなりに派手にやってはいましたけど。
いつもながらの濃い世界観の、濃い曲をしっかりと。 時間は短いし、全開って感じではなかったので、 気持ち、物足りないんですけどね。
「宵」
本日のイベントの主催者でもある、 ハープ吹きのWETMOUTH JOEさんをゲストに加えて。 1コーラス目はハープのからみがほとんどなく。 このままじゃゲストとはいえ、つまんないなと思ってたら、 2コーラス目からはそこそこ。 あわせが急だったのかな。 きっちりからむと、いい感じですね。
このライブにまえに居酒屋で井上卓さんと飲んでたという、 月夜。 そのせいなのか、途中からは珍しく座って歌うし、 歌詞などの間違いも多くと、なかなか珍しい状態でした。 久々だなぁ、こういう月夜も。
「勿怪」
ラストは脇秀樹さん。 スタートが23時も過ぎてからと、遅いので、 客もだいぶん減ってきた状態で。
そのせいもあってか、ライブの状態としてはかなりアットホームになったかな。 聴くともなし、聴かないともなし、といった雰囲気。 アットホームとはちょっと違うかなぁ。
キャラクター的には結構濃い脇秀樹さんですが、 曲の方は世界観にはさすがに人となりが出ているものの、 オーソドックスないい曲です。 ゆったりと聴いているのがいい気持ち。
好きな人ばかりが出演ということで、なかなか楽しかったイベントでした。 ただ、終わるのが12時前という遅さ。 土曜日だったからよかったけど。