プログレのコピーバンド。
原曲を知ってて、曲名も分かってるようなひとなら まだいいんでしょうが、 プログレは好きでも、 そこまできちんと聴いてるわけじゃない私には 演奏のつたなさの方が目立つ形。 原曲がいいんで、そこそこ聴けるんだけど、ちょっとねぇ。
こちらはいつもの通り、打ち込みとボーカルの形式で。 演奏に狂いようがないんで、その点は安心。
曲の方の出来は言うまでもなし。 きっちりと作りこまれた曲に、きれいなボーカル。 ヂヂさんの調子も良さそうで、いい雰囲気。
静かな曲と言うわけではないんだけれど、 漂う雰囲気は静寂。といったところか。 満員の場内なのに、 客が本当にいるのだろうかとでもいうような静けさ。 いつものように、曲が終わった拍手すらなし。 いつも、どうなんだろうなこれ、と思いつつも、 これが幼虫社なんだなとも思う。 幼虫社の作る雰囲気に包まれる場内。
ラストは「ピカレスクモールの髪の長い歌い姫」から「夏の虫」へ。 ラスト、曲が終わったとき、丁度いいタイミングで外から電車の走る音が。
ここのところ、 幼虫社も割合に普通のライブに近い雰囲気のライブが多かったので、 この雰囲気は久々。 いやぁ、いい雰囲気でした。
浪漫座というバンドの別形態(?)。 ボーカルとか、やる曲が違うらしいですが、 良く知らないです。 プログレバンド。
ボーカル、演奏ともにしっかりしてますね、さすがに。 迫力のあるボーカルとしっかりした演奏。
いいライブではありますが、 ちょっと大人しめかなという気も。 まあ、ボーカルがあるんで、即興で展開させるようなことは難しいだろうし、 そういうものかも。 プログレ系ってインストを聴くのが多かったせいだろうな。