TOP | 掲示板 | 雑記 | CD Database | Live Reports
1998年 / 1999年 / 2000年 / 2001年 / 2002年

笛吹けど踊らず Vol. 1 at 京都 NEGA-POSI on 2002/2/23 (Sat.)



出演


感想

ハラッパ=カラッパによる企画もの第一段。 なんだけど、 どっちかっていうと、 サヨナラ ハラッパ=カラッパライブってことの方がメイン。

開場時間にすでに20人近くが集まり、 最終的にはかなり混むことになったホームグラウンド、NEGA-POSIにて。

ラ・ソラネコ!

「ケモノちゃん」はしばらくラストの曲に定着しそうだなぁ。

ふう

名古屋から来たインストバンド。 バイオリン、ピアニカ、ギター、パーカッションの四人組。

様々な地方のトラッドをベースにした音楽はとにかく濃いね。 パワーあふれんばかりの演奏で、曲の密度も濃い。 いいという噂は聴いていたけど、なるほどね。 かっこいいし、気持ちいい。

ただ、あまりにも濃すぎて、ちょっと疲れた。 そんな贅沢言うなといわれたらご免なさいと言うしかないんだけど、 もうちょっとあっさりした曲を間に挟んでくれると聴きやすいな。 ラストだけじゃなくて。

ハラッパ=カラッパ

そして、ハラッパ=カラッパのラストライブ。

気合い、入ってましたね。 気合いだけで持ってっていったような場面もあったし、 あまりに入りすぎてて逆に心配になったりもしたけれど、 それだけに、充分に伝わってくるものがありました。 「今日が一番いいです、多分」っていうのは嘘じゃない。

それにしても、楽しいライブでした。 ラストライブではあるんですが、聴いていても寂しさや悲しさは湧いてこなくて、 浮かんでくるのは笑みばかり。 アクシデントのあとはたしかに場の雰囲気が和やかになりましたが、 それが原因ではなくて、 聴けなくなる悲しみよりも、 「一番いい」ライブを最後に終わる彼らの今後が楽しみになったからだったんでしょう。 そしてなにより、四人の表情はまちまちなんだけど、 ハラッパ=カラッパが好きだっていう演奏があったからか。

ある意味、本当に頂点に一番近い状態で解散した彼ら、 それぞれの今後の活動が本当に楽しみです。

どのバンドもアンコールをもらって不思議じゃない、そんなライブでした。


1998年 / 1999年 / 2000年 / 2001年 / 2002年
TOP | 掲示板 | 雑記 | CD Database | Live Reports

E-mail Address: 朝木卓見