今回はギター二本という編成で。 そういえば、まだフルメンバーは見たことないな。 って、今回が二回目なんだけど。
「二人なのはフォークが好きだから」と ポコペンさんはおっしゃってましたが、 曲の方はフォークって感じではなく、ポップス系かな。 とはいっても、ポップかって言われれば違うんだけど。 「うたもの」ってしとく方が無難かな。 そういう意味ではフォークロックでもいいのかな。 ジャンルは難しい。
初めて聴いたときにも思ったけど、洋楽のような邦楽。 ポコペンさんのボーカルにはそういう言葉が似合ってるな。 どちらかと言えばゆったりめの、激しくもない曲調だけど、 ポコペンさんのボーカルがのっていい感じのリズムです。
客席に曲目を選ばせたりといったところも。 30分強くらいかな。 短い時間でしたけど、十分に楽しませてくれました。
いきなりインプロのレフのような感じでのスタート。 ギターとドラムスが前奏を演奏しているあいだに、 ベースがチューニング。 2曲目の前奏では同じようなパターンで ギターがチューニングしてました。
そのあとも同じようにつなげていくのかなとか思ってたら、 普通にチューニングしてました。 で、沈黙に耐えられなくてM.C.をと。
「黙っていればかっこいいのに」とのスタッフの弁の通り、 演奏の方はなかなかかっこいい。 M.C.の方はというと、 考えてないのかなというのもあって、 まあ、確にかっこいいとまで言えるもんじゃないかな。 面白いのは面白かったけど。
Polarisだけは知らなかったんで、 趣味にあうかどうか不安でしたが、 いい演奏でよかったです。 今回やったのがPolarisの全曲だそうですが、 ちょっと少ないかな。 まあ、まだ結成して間もないバンドらしいんで、仕方ないかな。 各人の音学歴はそれなりに長そうですが。 元Fishmansとかって人もいるそうですし。
待ちに待ったlittle creaturesのライブ。 以前が1998/8/20だったので、二年半か。 ライブの前には入ってたチラシで5月末に アルバム発売記念のワンマンツアーもわかって嬉しい限り。
もう、かっこいいったらありゃしない。 演奏も、曲の展開もムチャクチャかっこいい。 3人だけの演奏ですが、 それぞれのメリハリの聴いた演奏は本当に素晴らしいの一言。 誉め言葉以外は見つからない。
圧巻だったのは「NO VOTE NO VOICE」のソロワークとそこからの復帰。 特にドラムソロからの息のあった復帰は見事。
そして後半の2曲。 このあたりは、もうなにも考えずに楽しめってなもんですね。 それまででも十分にかっこよかったけど、それ以上。
初めてじゃないんで、むっちゃかっこいいのはわかってたつもりだったけど、 それにしてもかっこよすぎ。 1時間ばかりのそんなに長くないライブでしたが、すごい高い密度。 M.C.一切なし、曲間のインターバルほとんどなしっていうのもあったんでしょうが、 それにしても満足度の高いライブ。 1時間があっという間でしたが、 それでも、これだけでも十分。 もちろん、もっと聴けるものなら聴きたいですが。
というわけでもちろんアンコールの手拍子はでましたが、 こういうオムニバスライブだとできないことがあるんですよね。 「用意をしてない」との栗原さんの言葉でした。
「ツアーではフルスケールで」とのことですが、 となるとワンマンツアーのときはこれ以上。 行くしかない!