Dream Theater at 武道館
友人が行きたいと言っていたので、じゃあ行こうよとチケットを手配。とかいいつつも、私はCDも聴かずの参戦。プログレと言われたら聴いてみようかなとそんなのりで。
ぎりぎりでチケットを入手したので後ろの方とは思っていましたが、2階の最後列とは。その分後ろに人がいないのでゆったりとみることはできますが。
いよいよ開演という頃になると盛り上がる場内のテンション。最前列から最後列の方までほぼ同じようなテンションなのがすごい。
明かりが消え、ステージ後方を隠していた幕が上がって開演。2階席も含めてほぼ総立ちの状況で始まるライブ。武道館は2階もスタンディングOKなのか。
ステージをぱっとみてまず驚かされるのがドラム。通常のドラム3セット分くらい使っているんじゃないだろうかというくらいのでかいドラムセット。しかも見えるだけでバスドラが3つ。遠くてよくわからないが、おそらく5つくらいは置いてあるだろうし、多分ツインバスドラなんだろうな。
他にもキーボードが一本足の台の上にあって、くるくる回る。演奏的には回す意味はないでしょうが、演出としては面白い。演奏しながらじわっと回ってきたり。見ているだけでも楽しめるステージ。
もっとも、一番すごいなと思ったのがモニタースピーカの少なさ。フロントの列にはモニタらしきものが見当たらず。ギターの後ろにはアンプみたいなものが3×2の6台ほどありましたが、それが唯一のものかな。ドラムやキーボードの方はよくわかりませんでしたが、モニタがほんとに少ない。ベースはワイヤレスのようでしたし、ドラムには専任でアシスタントが一人ついてるしと見応えがあります。
演奏はボーカル、ギター、キーボード、ドラム、ベースの五人。始まってすぐの普通にボーカルを聴いているときはメタルっぽいなと思いましたが、通しで聴いているとなるほどな、プログレだと。ボーカルが歌っている場所は割と素直な感じのところが多いのですが、少し歌うとボーカルが引っ込んでインストになるし、曲は長いし、変拍子はがんがん出てくるし、いつのまにか元のフレーズに戻ってくるしとさりげなく(?)濃い。そういえば本当のスタートのシンセの音もそれっぽくて良かったな。
3曲目だったかな。バラードの曲も5拍子か7拍子か、初見ではのりにくくて面白い。
1st stageはじっくりの一時間半近く。とはいえ、体感では一時間くらいかなって感じ。
2nd stageからは慣れてきたのでステージを見るよりも音中心で楽しむ感じで。あらためて面白いなぁと。中盤かなっていう時間帯にどうもラストっぽい曲がくるなぁと思って聴いていたら、そこで2ndは終了。短いよって思うけれど、時間をみると1時間近くたっているっていうのが不思議なところ。
まあ、アンコールをみっちりやってくれるんだろうと思っていたら30分弱。
完全に初心者で聴きに行きましたが、非常に面白いライブでした。いいプログレは楽しい。
武道館でのライブは初めてでしたが、アリーナから最後列までみんなテンションが高いのもすごいなと。それだけきちんとファンが集まってるんだと。
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