triola duo + イガキアキコ at 下北沢 lete

triola duo + イガキアキコ at 下北沢 lete
Open: 19:30 Start: 20:30
波多野敦子さんと手島絵里子さんの弦ユニット triola duo にゲストにたゆたうのイガキアキコさんを迎えて。

「大きな音が出ますので」と始まったライブ。まずは triola duo の二人だけで。
以前のライブでも使っていた正弦波の発生機の出す音をパックに。正弦波の音って知らずに聞くとハウリングの音だよな。それがわざと出していると分かるだけで音楽の一部と認識出来るから、人間というものは面白い。
休みもなく続いていく曲の途中でイガキアツコさんがこっそりと登場して参加。
バイオリン二つにビオラだとどれが誰だかと混乱しそうになりますが、厚みを増した音でさらに気持ちの良い演奏を。
一連の演奏がクライマックスに近付くころ、後ろから鳴り響くサイレン。大きな音というのはこれのことか。
曲の終わり際にイガキアツコさんはやはりこっそりと退場。
その後、triola duo のおふたりでアンサンブルを二曲程演奏して休憩へ。

休憩の後の二部も triola duo のお二人だけでスタート。波多野さんの1st「十三の水」からの曲の演奏なども。このアルバムは好きなので、ここからの曲が聴けるのはすごくうれしいところ。

途中でイガキさん参加。このとき、手島さんはいったん退場して波多野さんと二人で。「明るい曲を」ということで始められた演奏。このお二人で明るい曲というのもあまり想像できない私。

手島さんも戻られて、三人での演奏をして終演へ。

いいライブでした。こういうダイナミズムのあるバイオリンは好き。