かなり前にKDEに文字コード自動認識ライブラリを実装したいと言ってから放置してましたが、このたびようやくそれらしきものが出来上がりました。
まあ、ちょっと作って数ヶ月放置を繰り返してたコードですが、先週に数日間の研修等での出張があったので暇を使って勧めた感じ。
詳細については追記で。
パッチの内容
KDE_3_3_BRANCHへのパッチとなります。3.3.1なら当たるような気もしますが、一部rejectされるかも。そうだとしても手で簡単に当てられると思います。
パッチですがまずkencodingライブラリを追加しています。これは従来のkdelibs/khtml/misc/decoder.*を独立したライブラリとしたものです。そして、それを使うようにkhtml, ktexteditor interface, kateを変更しています。
なお、kwriteについては変更を加えてません。
また、この変更によってkhtmlの設定の内部表現が変更になるため、konquerorの設定をやり直してください。
また、デフォルトではkateでの自動認識はオフにしてあります。ファイルのopen/saveのところにチェックボックスを追加してあるのでそれを有効にしてください。
なお、このパッチはAPI/ABIを変更します。ktexteditorインターフェースを利用するすべてのアプリの再コンパイルが必要です。注意してください。
パッチはlibkencodingについての英語のページを作ったのでそちらから入手してください。パッチは各機能ごとに分割しており、kdelibs用、kdebase用で合計で5つあります。すべて当てるようにしてください。
なお、ある程度の動作確認はしておりますが、十分な検証は未了です。また、各関数の動作やクラス名などの変更が行われる可能性はかなりあるのでアルファ版として扱ってください。
あとはKdeveloperへでも報告して、様子見をしてから本家に提案かな。
Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/asaki/www/wordpress/wp-includes/class-wp-comment-query.php on line 405