Turbolinuxの使用をあきらめたNEC Lavie G type-J。では何を入れようかと手持ちのディスクを試したところ、GentooはUSB CD-ROMをうまく見つけられず。Debian sarge用のnetinstディスクはうまく立ち上がったのでそちらを試すことに。
Debianの流儀はいまいち慣れてないため良く分からない部分もあるけれど、それなりにインストールはすんなりと。せっかくだからと一気にsidにまでupgrade。もっとも、これが苦労の始まりでしたが。
sidにupgradeして、カーネルも2.6.9へ。カーネルはちょこっと設定を変更して自分でコンパイルしなおしてインストールすると立ち上がらなくなる始末。設定間違えたかなと思ってもとの戈ネールで立ち上げようとするとそれもだめ。結局、ここでまたインストールを最初から。
もう一度sarge経由でsidをインストールするとこれもだめ。ブートメッセージを良く見てみるとUSB CD-ROMの認識でとまっているようだ。ちなみにUSB CD-ROMを抜くと問題ない。が、いろいろ考えてsidをあきらめてsargeをまたインストール。もっとも、このあたりは後から調べるとhotplugではなくmurasakiを使えば問題はないようだ。
まず、KDEでラップトップ系の設定が使えないのはacpidを入れることで対応。sargeのKDE環境ではkde_acpi_helper(だっけ?)周りで警告が出るのでこのあたりは後でコンパイルしなおした自前のQt/KDE環境で対応することに。
音に関してはi810系のalsaで認識するようだ。が、音は出てこない。認識は問題なさそうだし、デバイスのパーミッションも問題ない。/etc/groupを見てもaudioグループに所属している。mixerもミュートしてないし、音量変更にも反応する。
分からん。分からんので放置。情報を求む。
ethernetは有線は設定も特に必要なし。
無線についてはトリプルワイヤレスなのでmadwifiを入れればいいようだ。madwifiでネットワークのscanが出来るところまでは確かめたがアクセスポイントをWPAで設定していたため、接続までは出来ない様子。出張中は使わないだろうし、ここは面倒なので後回し。
一通りQt/KDEを作り直してそちらの環境で動作させるとバッテリー系の検出はokに。サスペンドは処理はするものの、サスペンド後に一瞬で復帰。調べるのも面倒なので放置。
ハイバネーションはswap領域がないので未チェック。
パフォーマンス制御はモジュールをmodconfでいくつか読み込ませてやるとpowersaveとかuserspaceとかも選べるように。ただし、手作業での設定はうまくいくようだがAC電源の抜き差しでのKDEからの自動変更はうまくいかないようだ。とりあえず放置。
NXパッドはとりあえず動いているがwheelは使えない様子。そんなものなのか。不便だ。
とりあえずこんなものか。問題点は少なくないが、機種固有の情報が少ないのが難点だな。サスペンドとalsaだけでも解決すればかなりましだと思うんだが。検索してもいい情報がない。NECもビジネス向けじゃなくてこういうコンシューマ向けにもちゃんと情報を出してくれればいいんだがなぁ。エンタープライズ向けではいろいろ貢献しているんだろうが。
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