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1月 182005
 

XIMは古いといわれつつも、ただ日本語を入力するだけならあんまり困んないのが現実ですが、じゃあ、次世代IMと言われるところでは何が出来るようになってほしいのか。
私の個人的な希望としてはアプリケーションとの連携をもっと密に出来るようになってほしいところ。
というわけで妄想を書いてみました。以下のことが実際に出来るようになるIMがあるのかどうかは知りません。たぶん、XIMでは実現できないことのはず。


1. viの制御
アプリケーション側からIMのOn/Offくらいは出来てほしい。もう少し具体的にいうと、viのようなモーダルな環境でモードの移行時にユーザがIMのOn/Offを意識する必要がないようにできるようにしてほしい。
たとえば、編集モードからESCを押すとIMはOffに、そこからiやaコマンドでは事前の編集モードでのステータスに。rコマンドでは一文字を確定すればIMをOffになど。
今試してみると、KaoriYa.netさんの所のMS-Windows用gvimでは上記の作業が可能でした。
Gentooのgvim-6.3-r2では当然だめ。というか普通のIM経由の入力すら変だった。
2. たとえば辞書登録
ちょっと前にanthy-dev MLで辞書登録ツールで漢字欄と読み欄は最初からIMがOnになっててほしいとかって話題がありましたが、漢字欄で単語を変換したら、その読みが自動的に読み欄にコピーされるくらいの制御はできてもいいじゃないかと。いろいろややこしそうですが。
(ここから下はあまり期待とは関係なくなるけど)
3. 再変換
再変換機能はsurrounded textがあれば出来るのかな。Wnn8が再変換じゃないけど選択文字列の読みを表示できるって言うことはもしかしてこれはXIMでも出来る?
4. IMで補完
ここはもう全然関係ないけど、新たにエントリーを作る気にならなかったのでそのまま。
KDEとか、最近のGUI toolkitでは入力フィールドに補完機能を持たせたりしてたけど、IMが補完機能を持ってる場合、それに任せてもいいのかなとか。たとえば英語圏ではIMはあまり利用されてないと思っているけど、補完専用のIMなんかあると使われたりするのかな。そういうIMだとOn/Offってなくてもよさそうだな。日本語系で考えるとOn/OffのないIMって考えにくいけど、そういう方面で考えるとありうるかなと思えてくる。
で、補完に戻るけど、IMで無節操に補完してると大変かもって気にも。ってことは入力フィールドのプロパティーでも与えることが出来るといい?
まあ、補完そのものはアプリというかGUI toolkitが持っててもよさそうな。一長一短かなぁ。


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