TAM氏の日記にてちょっとコメントを書いたが、KDEのMP3サポート周りを私が調べていたのはかなり前なので、状況を再び調べてみることとした。
まずはコードの確認から。audiocd ioslaveのエンコーディング部分に関しては場所は変更されているようだが、コードそのものには大きな変更はないようだ。kdemultimedia/kioslave/audiocd/plugins/lame/encoderlame.cppの「foo.latin1()」となっている箇所を「strdup(foo.local8Bit())」なり、「strdup(codec->fromUnicode(foo))」なりへ変更してやればよさそうだ。
ただし、いろいろなことを考慮すると、ここで書き込んでいるtagをid3v2へ変更してやるほうがよさそうだ。
メタデータの読み出し部分についてはtaglibベースのものに完全に書き換わっているな。kfile pluginだけであればTStringToQStringのところを適当に書き換えればよさそうだが、jukやamarokのことも考えるとその対応は微妙だなぁ。
で、もう少し調べてみる。taglib自体はLatin1かUnicode系のみの対応のようだ。で、せめてlocale codec、もしくは指定のcodecを使いたいという要望はいろいろあるようで、関連するバグが#78428, #65636, #63531, #79589, #77710, #81400, #82640などといったところか。
全部を見てはないが、参考になりそうなのが#77710, #82640。
taglib自体を他のcodecに対応させるつもりは内容だが、簡単なラッパーで他のcodecを使えるようにはなっているようだ。より調べるのなら、#77710に添付されているパッチをチェックだな。
とりあえずはこれだけ。taglibの書き換えをしなくても日本語対応は何とかなりそうなことがわかっただけでも大きいか。
Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/asaki/www/wordpress/wp-includes/class-wp-comment-query.php on line 405
MP3と日本語と
反応が激しく遅くて恐縮です。 CDDB部分に関しては国際化(!日本語化)の案が浮かんだのでそれを書こうと。まぁ、KDE3.3.1とか控えてるんでそれが出た後でやろうとか思ってますが。 テストコードではうまくCDDBから日本語抜き出せたのでまぁ問題なかろうと。k……
amaroKのID3v1タグにゴミがつく
amaroK (1.1.1)では、 amarokの設定 → フォント → ID3v1タグを再エンコードする にチェックを入れて、文字コードを指定することによって、ID3v1タグにおいて、指定の文…